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矯正歯科Q&A

大人になってからでも、矯正できますか?
もちろんできます。最近は大人になってから矯正する人も増えています。矯正は子ども時代にしておくものというイメージがありますが、年齢に上限はありません。
治療後、歯並びが元に戻ってしまうことはありませんか?
矯正治療がある程度進むと、矯正装置を取り外します。この状態で放置すると、後戻りといって歯が元の位置に戻ろうとする現象を起こします。この後戻りを防ぐため、保定装置を装着します。保定期間中は数ヶ月に一度のペースで通院し、定期的に保定装置と歯並びのチェックを受けます。
どうやって歯を動かしていくのですか?
ブラケットと呼ばれる矯正装置を歯の表面に装着し、歯に力を加えると、力が加えられる方向の歯根膜が圧縮されます。すると歯根膜内の血流量が増減を繰り返し、骨を溶かす破骨細胞や骨を新たに造る造骨細胞が出現し、これらがうまくバランスをとりながら歯を動かしていくのです。
矯正治療を途中でやめることはできますか?
矯正治療は、完了してキレイな歯並びを手に入れるか、途中でやめて歯が元に戻ってしまうかのいずれかしかありません。途中でやめてしまうと、それまでの努力や費用がすべて無駄になってしまうのです。途中で矯正装置を外すことは不可能ではありませんが、結婚式などのイベントが2年以内に控えている場合は、イベントが終了してからスタートするか、一旦外してイベント後に再開するか、担当医と相談してください。
矯正治療を受けるなら、矯正専門医院と一般歯科医院どちらがいいのでしょうか?
一般的に、矯正専門医院の方が矯正装置、器具などの情報やテクニックにおいて優れている場合が多いといえます。また、矯正専門医院はさまざまなケースを体験しており治療方法の選択肢が豊富です。
矯正治療でも保険診療で受けられるケースはありますか
矯正治療は基本的に自費診療となりますが、症状によって健康保険が適用されることがあります。顎変形症などで外科的にあごの骨格を改善しなければならない場合と、厚生労働大臣が定める疾患で治療を受ける場合が対象です。なお、厚生労働大臣が定める疾患によって矯正治療が必要な場合は、健康保険の自己負担分を公的に補助してくれる制度もあります。

【対象の顎変形症】
著しい受け口(下顎前突)、出っ歯(上顎前突)、上下の歯が噛み合わない不正咬合(開咬)、顔が曲がっている不正咬合(交叉咬合)など
【厚生労働大臣が定める疾患】
唇顎口蓋裂、第一・第二鰓弓症候群、鎖骨頭蓋異骨症、クルーゾン症候群、トリーチャーコリンズ症候群、ピエール・ロバン症候群、ダウン症候群など
今、顎関節症になっていて食事の時も痛みを感じるほどですが、矯正治療はできますか?
矯正治療を受けることで症状が改善される場合があるので、基本的に治療は可能です。
ただし、あごの関節の痛みが強い場合や口が開かないなどの症状がある場合は、顎関節を専門とする口腔外科を紹介して先に治療をしてもらうことがあります。その場合は、あご関節の症状が改善されてからの治療になります。
そろそろ子供が欲しいと思っていますが、矯正治療は長期間かかると聞いて、妊娠や出産に影響がないか心配です。
妊娠期間は矯正治療を避けるべきですか?
妊娠中でも矯正治療を問題なく受けることができるので、治療中に妊娠がわかった場合でも、矯正を継続していくことが可能です。ただし、妊娠初期から安定期に入るまでは、抜歯に伴う抗生物質の服用や局所麻酔の使用、X線の撮影を控える必要があります。また、出産時期が近づいたら一度治療をストップして、産後しばらくしてから再開するといった方法も可能です。その都度、主治医と相談しながら進めてください。