矯正歯科に限らず、歯科治療は何らかの不快感が伴います。
矯正歯科治療では、矯正器具をつけるので、最初は違和感があります。徐々に慣れてきます。
基本的には、矯正歯科治療において抜歯はありませんが、やむを得ず抜歯が必要になることがあります。その場合は、患者さんと相談して施術することになります。
症状、治療内容によって期間や通院回数は異なります。口の中に矯正治療の器具が入った本格的な治療においては、月に1〜2回程度を1年から3年位行います。
治療後1年程度は保定の為の数回の通院が必要となります。
矯正治療期間中の装置が気になる方が多くいらっしゃいます。目立って気になるという方には、セラミック製のほぼ透明に近い装置を付けることが最近では多くなってきました。しかし、カラーやメタルなど矯正期間中を敢えて楽しむ方も大勢いらっしゃいます。
一般的に、矯正歯科というと子供に対する治療と言うというイメージがありますが、成人の方から年配の方に至るまで、無理なく歯科矯正治療可能です。
実際、たくさんの大人の方が矯正治療を受けられています。
矯正治療する前に、むし歯や歯周病を発見した場合は、先に治療を済ませます。矯正治療の期間中に、むし歯や歯周病にかかってしまうと、中断してむし歯の治療や歯周治療をしなければいけません。その場合、矯正器具も外すことになります。
そうなると治療期間が長びきますので、むし歯や歯周病にならないようにしっかりと予防しましょう。
基本的に、矯正治療は保険がきかないので、自費診療となります。
症状、治療内容により治療費も異なってきますので、歯科医師にご相談下さい。
特にありませんが、格闘技は避けてください。通常の他のスポーツには問題がないと思います。
矯正歯科治療は妊娠期間でも安心して受けられます。
ただ、妊娠初期で安定期に至るまでは、避けなければなりません。矯正自体は問題ないのですが、抜歯や抗生物質の服用などは控えるべきです。
すでに治療を開始してしまっている場合は、いちど中断期間をはさみます。